薬局で購入できるニキビに最も効く薬について

いつも大事なシーンの時に限って、顔に突然と現れるニキビ。皮膚科などの医療機関に行く時間がないけれど、すぐ治したい時には薬局のニキビ薬はとても重宝ですね。

今回は、「薬局で購入できるニキビに最も効く薬について」をお伝えします。

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薬局で購入できる薬とは?

薬局で購入できる薬は、OTC医薬品や市販薬と呼ばれ医師の診察を受けずに購入できます。

医師が処方する医療医薬品よりも、効きめや副作用が穏やかで、国家資格を持った薬剤師や登録販売者が販売できる薬になります。

医師が処方する医療用医薬品と違い副作用などの事故が起きた時には、購入者の自己責任になります。

OTC医薬品の種類1:リスク分類

OTC医薬品には、副作用などのリスクによって、以下のように分類されています。

要指導医薬品

  • 一般医薬品…第1類医薬品・第2類医薬品・指定第2類医薬品・第3類医薬品
    要指導医薬品と第1類医薬品は、薬剤師のみが販売でき、それ以外のOTC医薬品は、薬剤師や登録販売者が販売できます。

OTC医薬品の種類2:形状、効果別分類

OTC医薬品には、リスクによる分類のほかに、形状や効果別に分類されます。

  • 塗り薬…ニキビに直接塗るタイプで、軟膏やクリーム、ローションなどがあります。
  • 飲み薬…即効性はありませんが、ニキビになりにくい肌に体を改善するタイプで、錠剤、粉末、顆粒、カプセル、ドリンクなどがあります。

ニキビって何?

ニキビは皮膚疾患の一つで、皮膚科などの医療機関では、「尋常性ざ瘡」の病名で保険診療による治療が受けられる病気になります。

しかし、ニキビが治った後にできるニキビ跡やシミについては、保険診療が行えず自由診療になるためかなりの出費を強いられることになりますので注意する必要があります。

無駄な出費をしないためにも、ニキビになった場合には、早めに対処してニキビ跡やシミを作らないようにしましょう。

どうしてニキビができるの?その原因とは?

ニキビになる原因には、2つあり年代によって違いがあります。

  • 皮脂の過剰分泌による毛穴詰まり…思春期ニキビ

ホルモンバランスが乱れて過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞ぎ、アクネ菌が増殖し、毛穴が炎症を起こしニキビになります。

この原因のニキビは「思春期ニキビ」と呼ばれ、成長期(思春期)ではホルモンバランスが安定せずに、皮脂の分泌が盛んになるために起こる一過性のニキビです。

しかし、思春期ニキビのまま20代以降になっても治癒せずにニキビ肌の人がいますので、思春期ニキビの時から正しいニキビケアを行う必要があります。

  • ホルモンバランスの崩れによる古い角質の毛穴詰まり…大人ニキビ

ストレスなどの生活ダメージや乾燥などでターンオーバーが乱れ、肌に古い角質が毛穴に詰まるために毛穴が炎症を起こすことによってできるニキビになります。

この原因のニキビは「大人ニキビ」と呼ばれ、ホルモンバランスが安定した20代以降にできるニキビです。

職場環境や交友関係などのストレス、睡眠不足、食事のバランスの乱れなどによってホルモンバランスが崩れるために、肌のターンオーバーが正常に機能せずに肌が乾燥することでできます。

大人ニキビもニキビケアを間違えると繰り返し起こる難治性ニキビ、色素沈着やクレーター化したニキビ跡にもなりますので、しっかりとした治療を行うことが必要です。

思春期ニキビと大人ニキビができる過程は違うの?

「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の原因は違えども、ニキビになる過程は同じになり、次のようにニキビが進行していきます。

  • 微小面…皰角栓が詰まった状態のため,肌表面の異常はわかりません。

 

  • 白ニキビ(コメド・面皰)…毛穴詰まりの状態で小さく白い点に見えます。時として見逃してしまう場合もありますが、皮膚の内側では、毛包(もうほう)が広がりアクネ菌が増え始めています。

 

  • 黒ニキビ…毛穴の中に納まり切れない皮脂などが表面の膜から出てきた状態で、メラニン色素や酸化された皮脂などで黒く見えます。シミや小さなホクロのように見えるために、不潔な印象を与えるので気になる人も多いですね。イチゴ鼻なども黒ニキビの仲間です。

 

  • 赤ニキビ(炎症ニキビ)…白ニキビが悪化して炎症が起きた状態です。毛包では、増殖したアクネ菌が活発化して炎症を引き起こす物質が作られます。

 

  • 黄ニキビ(化膿ニキビ)…赤ニキビが悪化して炎症が激しくなり化膿した状態です。皮膚の内側では、ニキビによって薄くなった毛包壁がアクネ菌で引き起こされた酵素リパーゼによって破壊されニキビの炎症が周囲に広がった状態になります。重症化するとニキビ跡が顔にできる可能性があります。

薬局でニキビを治す薬を購入する時には、自分のニキビがどの段階なのかを知っておくことはとても大事なことです。

薬局で購入できるニキビに効く薬

ニキビの種類が分かったところで、次に薬局で購入できるニキビに最も効く薬をニキビの種類ごとに紹介します。今回は、ニキビに直接アプローチする塗り薬を紹介しています。

薬局で購入できるニキビに効く薬は使用期間は1週間を目途にして、効果がなかった場合には、塗り薬を中止して皮膚科などの医療機関で治療を受けましょう。

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白ニキビ…「ペアアクネクリームW」

白ニキビは皮脂や古い角質が毛穴詰まりを起こした状態で、非炎症性皮疹や閉鎖面皰と言われニキビの初期段階です。

このため、白ニキビを治すには、コメドの生成を抑える作用の成分「イブプロフェンピコノール」を配合している塗り薬になります。

この「イブプロフェンピコノール」は、皮膚科でもニキビ治療薬として処方される非ステロイド系の抗炎症剤「スタデルム」の主成分です。

数あるニキビ薬の中でもこの成分を配合している薬が、「ペアアクネクリームW」です。

ペアアクネクリームW ロート製薬:第2類医薬品

  • 効能:吹き出物、ニキビ
  • おすすめのニキビ:フェイスラインにできたニキビ、炎症をおこしてなかなか治らないニキビ、毛穴がつまって硬くなったニキビ、跡に残りそうなニキビ

有効成分 イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール

  • イブプロフェンピコノール:抗炎症作用でコメドの生成を抑えます。
  • イソプロピルメチルフェノール:殺菌作用でニキビの原因であるアクネ菌や背中ニキビの原因であるマラセチア菌の進行を抑えます。

添加物:ステアリルアルコール、ポリソルベート60、エデト酸Na、パラベン、ジイ ソプロパノールアミン、オクチルドデカノール、1,3-ブチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、香料

  • 使用方法:1日数回
    洗顔後、クリームを指先に取り、ニキビ部分になじませます。塗った箇所が乾燥したら、スキンケアを行います。香りも微香で、肌に優しい弱酸性。肌に塗ると透明になるので、メイクに支障が出ません。
  • 容量・価格:・14g 950円 ・24g 1,450円(いずれも税抜き)

赤ニキビ…テラ・コートリル®軟膏a

白ニキビが増殖したアクネ菌によって炎症を起こした状態です。

アクネ菌は人間の顔にある常在菌の一種で、普段は問題のない菌ですが、肌のコンディションが崩れると活発になり、皮脂を好む性質のため、毛穴詰まりした皮脂などを餌として増殖します。

それにより、白ニキビが炎症を起こし赤ニキビになります。

そのため、赤ニキビを治すためには、ニキビの炎症を鎮めながら、アクネ菌を殺菌し増殖を抑える必要がありますので、抗炎症作用と殺菌効果のある成分を配合している塗り薬が赤ニキビに有効になります。

皮膚科などの医療機関では、症状に合わせて赤ニキビの治療に、抗生物質やステロイド剤を処方する場合があります。

この2つの成分を配合した市販の塗り薬が「テラ・コートリル®軟膏a」で、化膿を伴った湿疹やとびひやめんちょうに効果があります。

効能・効果項目にニキビはありませんが、赤ニキビも炎症を起こした皮膚疾患の一つであるため効果があります。

テラ・コートリル®軟膏a ジョンソン・エンド・ジョンソン:指定第2類医薬品

効能・効果:化膿を伴うもの(湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん)、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

成分:オキシテトラサイクリン塩酸塩、ヒドロコルチゾン

  • オキシテトラサイクリン塩酸塩は、抗菌作用のある抗生物質の一種です。

抗生物質を配合しているために、耐性菌ができるので長期間の使用はできません。

  • ヒドロコルチゾンは、抗炎症作用のあるステロイド剤で、作用の強弱によって5段

階分類されているうちの「弱い」分類に入りますので、顔などのデリーケートな部分にも使用されるステロイド剤です。

作用は弱めですが、ステロイド剤のため副作用が発生する場合がありますので、長期間の使用はできません。

添加物:白色ワセリン、流動パラフィン

  • 使用方法:1日1~数回
    適量をニキビに塗布又は、ガーゼなどにのばして貼付します。
  • 容量 価格:6g 1,000円(税抜き)

黄ニキビ

黄ニキビにも赤ニキビ同様に、「テラ・コートリル®軟膏a」が効きますが、黄ニキビは赤ニキビが膿を持った状態で炎症が真皮層に達しているため、セルフケアの塗り薬だけではクレーターや色素沈着などのニキビ跡になることが多くなりますので、黄ニキビになってしまった場合には、皮膚科などの医療機関で治療を受けることをおすすめします。

黒ニキビ

黒ニキビは毛穴が開き、中の皮脂の酸化やメラニン色素などによって黒く見える状態で、非炎症性皮疹や開放面皰と言われています。

白ニキビ同様に、赤ニキビに移行する場合もありますので注意しましょう。

残念ながら、薬局で購入できる薬の中には、黒ニキビに特化した薬はありませんので、黒ニキビができた場合には、皮膚科で面皰圧出などの処置治療を行ってもらいましょう。

また、ニキビができている肌は抵抗力が低下しており、細菌感染の心配がありますので、決して、自己判断で黒ニキビの処理は行わないでくださいね。

同時に行って欲しいニキビケア

薬局で購入できるニキビに効く塗り薬は、長く使用できず一時的な対処法です。そのため、ニキビの原因と言われている次のケアも同時に行い、憂鬱なニキビをシャットアウトしましょう。

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肌を清潔にする1日2回の洗顔

保湿効果があるスキンケアでバリア機能向上と正常なターンオーバー

体の中からニキビを治し、健康な肌を取り戻すためのバラランスの摂れた食事

ストレスを貯めこまず良質な睡眠確保で、ホルモンバランスを崩さない規則正しい生活

まとめ

「薬局で購入できるニキビに最も効く薬について」をお伝えしましたがいかがでしたか。

薬にはそれぞれ使用期間や使用方法などの注意事項がありますので、副作用や薬剤事故を防止するために、必ず添付文章を読んで使用してください。

また、薬局で購入できる薬は広範囲にできたニキビには不向きになります。

さまざまな種類のニキビが混在している肌の場合やニキビが広範囲におよぶ場合、薬局で購入した薬で効果がなかった場合には、早めに皮膚科でニキビ治療を行いましょう。

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