ニキビに効く市販の飲み薬や塗り薬についての詳細

ニキビができると憂鬱。なるべく手頃に購入できるニキビの市販の飲み薬や塗り薬で治したいですね。

でも、店頭にはたくさんの種類があるので、どれを購入して良いのか悩んでいませんか。そんなあなたに、今回はニキビに効く市販の飲み薬や塗り薬について、詳しくお伝えします。

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市販の薬とは?

市販の薬とは、OTC(オーバー・ザ・カウンター・ドラッグ(Over The Counter Drug)と呼ばれ、医師の処方箋がなくても、薬局やドラックストアで購入できる薬の事です。

市販の薬は、一般医薬品で副作用の危険度から、「要指導医薬品」、「第1類医薬品」、「第2類医薬品」、「第3類医薬品」と4つのグループに分けられています。

要指導医薬品

要指導医薬品は、市販薬として成分や効能、用法・用量などが初めての医薬品で、劇薬に分類され、薬剤師の対面販売のみ義務付けられています。

第1類医薬品

第1類医薬品は、薬剤師が販売を行う市販薬で、習慣性のある病気の治療薬が多くなっています。頭痛薬のロキソニンSや胃炎薬のガスター10などがあります。

第2類医薬品・第3類医薬品

第2類医薬品・第3類医薬品は、薬剤師と登録販売者が販売できる医薬品になり、副作用のリスクなどが検討され、分類されます。

ニキビに効く市販の薬の種類

ニキビに効く市販の薬には、体の中からアプローチする飲み薬と患部に直接アプローチする塗り薬の2種類があります。

また、飲み薬には、錠剤、カプセル、粉末、顆粒などがあり、塗り薬には、軟膏、クリーム、ローション、ミストなどがあり、使用する部位によって使い分けされています。

ニキビについて

ニキビには、10代にできる「思春期ニキビ」と20代以降にできる「大人ニキビ」があります。

  • 思春期ニキビ

10代の頃は成長期のため、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れる年代であるために、皮脂が過剰に分泌されます。

このため、毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌によって炎症を起こし、ニキビとなります。

思春期ニキビの場合には、皮脂の過剰分泌で起きるニキビが多いため、皮脂の分泌を抑制するニキビケアになります。

  • 大人ニキビ

20代以降にできる大人ニキビは、食生活の乱れなどによってホルモンバランスが崩れることで、肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下し、肌の乾燥によるものが主な原因です。

大人ニキビはこの肌乾燥によって、古い角質が毛穴を塞ぐことにで、アクネ菌が繁殖しニキビとなります。

このため、保湿効果があり肌への浸透力が高いスキンケアと食生活の改善を中心としたニキビケアになります。

ニキビに効く市販の飲み薬について

ニキビに効く飲み薬と塗り薬には、ニキビを治すための有効成分が配合されています。まず、ニキビに効く市販の飲み薬についてみていきましょう。

市販の飲み薬に配合されている成分

市販のニキビの飲み薬には、ニキビに効く成分が配合されていますので、成分と効能・効果について紹介します。

  • ビタミンB
    ビタミン剤には、ビタミンAやビタミンB、ビタミンCなどがあります。中でも、ビタミンBは、皮膚に働きかけ肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。また、ビタミンBの中でも、ビタミンB2の『リボフラビン』とビタミンB6の『ピリドキシン塩酸塩』が含有されていることがポイントです。

 

  • ビタミンC
    ビタミンCの『アスコルビン酸』は、肌の酸化を防止する作用があります。

 

  • L-システイン
    『L-システイン』は必須アミノ酸で、肌の新陳代謝を活発にし、古く厚くなった角質層を正常な状態へと導く作用があります。

 

  • グルクロノラクトン
    『グルクロノラクトン』は、私達の体内にあるグロンサンの一部で、肝臓で作られたグルクロン酸となり肝臓で処理できない老廃物と結合し、体外に排出する働きをします。

 

  • ヨクイニン
    『ヨクイニンエキス』は、イネ科のハトムギの種子の生薬です。本来は、いぼ(年性扁平疣贅、尋常性疣贅)の治療に使われていますが、炎症を抑え、ニキビや肌荒れを改善する作用があります。

上記の5種類が主な成分となっていますが、各メーカーにより配合されている成分に少し違いがあります。

飲み薬は思春期ニキビや大人ニキビに関係なく、ニキビ全般が対象となっています。

しかし、服用年齢の制限や服用方法、服用回数など製品によって違いがありますので、選ぶ時には薬剤師に相談して購入しましょう。

ニキビに効く市販の飲み薬の紹介

次に、ニキビに効く市販の飲み薬にはどのような製品があるのかを紹介します。

ペアa錠(株式会社ライオン)第3類医薬品

15歳以上のみ服用可。

効能効果:

  • にきび、肌あれ、皮膚炎、かぶれ、ただれ、湿疹、口内炎、口角炎、口唇炎、舌炎
  • ビタミンB2、B6の補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時

配合成分:グルクロノラクトン、ヨクイニンエキス、L-システイン、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩

服用方法:1日2回朝・夕。1回1錠を水やぬるま湯で服用。

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ニキビに効く市販の漢方薬

漢方薬は、花や木など2種類以上の植物を煎じ生薬として服用します。主に、体質改善を目的としているため、長期間の服用になります。

抗生物質や消炎鎮痛剤など対処療法を主として行う西洋医学とはかなりの違いがあります。

漢方薬にもニキビに効く薬がたくさんあると言われていますが、主に上げるとすると、次の3種類があります。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):第2類医薬品

  • 配合生薬:当帰(とうき)・川芎(せんきゅう)・茯苓(ぶくりょう)・白朮(びゃくじゅつ)または蒼朮(そうじゅつ)・沢瀉(たくしゃ)・芍薬(しゃくやく)

 

  • 効能効果:更年期障害と月経不順に効果のあり、直接ニキビに効く漢方薬ではありませんが、ホルモンバランスを整えることにより、体を温め血の巡りを良くします。

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん):第2類医薬品

  • 配合生薬:桂皮(けいひ)・茯苓(ぶくりょう)・牡丹皮(ぼたんぴ)・桃仁(とうにん) ・芍薬(しゃくやく)・薏苡仁(よくいにん)

 

  • 効能効果:体の中の血(けつ)の巡り良くし、ニキビやシミ、月経不順に効く漢方薬になります。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):第2類医薬品

  • 配合生薬:防風(ぼうふう)、薄荷(はっか)、荊芥(けいがい)、連翹(れんぎょう)、黄連(おうれん)、黄ごん(おうごん)、山梔子(さんしし)、桔梗(ききょう)、川きゅう(せんきゅう)、白シ(びゃくし)、枳実(きじつ)、甘草(かんぞう)

 

  • 効能効果:体の上部の熱を冷ますことにより、にきびを改善する漢方薬になります。

漢方薬の服用方法は、1日2~3回、食間又は食前になります。錠剤タイプや顆粒タイプがあります。

ニキビに効く市販の塗り薬について

ニキビに効く市販の塗り薬には、思春期ニキビ用と大人ニキビ用の2種類があります。

思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が原因となりますので、皮脂を乾燥させる硫黄やサリチル酸がメインとなります。

一方、大人ニキビの場合には、肌の乾燥が主な原因となるために、硫黄やサリチル酸が配合されていない塗り薬がメインになります。

また、効能効果には「ニキビ」が標記されていない場合でも、ニキビは皮膚疾患の一つであるため、ニキビに効く市販の塗り薬があります。

市販の塗り薬の有効成分

市販のニキビ治療薬に配合されている有効成分には、次の8種類があります。単品で配合されている場合や2種類以上が配合されている場合もあります。

  • 硫黄
    皮脂吸収作用や殺菌作用により、毛穴に詰まった皮脂を取り除きます。
  • レゾルシン
    アクネ菌を殺菌し、角質を軟化させ除去する効果があります。
  • サリチル酸
    アクネ菌の殺菌作用で、角質層を柔軟にする効果があります。
  • イソプロピルメチルフェノール
    アクネ菌を殺菌する作用があります。
  • グリチルリチン酸ニカリウム
    ニキビの炎症を鎮め、赤みを抑える効果があります。
  • アラトイン
    ニキビの炎症を鎮め、赤みを抑える効果があります。
  • ビタミンC誘導体
    メラニンの生成を抑制し、シミにアプローチします。
  • AHA(フルーツ酸)
    保湿効果があり、角質を除去する作用もあります。

ニキビに効く市販の塗り薬の紹介

ニキビに効く市販の塗り薬の成分が分かったところで、どのような市販の塗り薬があるのかを紹介します。

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大人ニキビ

ペアアクネクリームW(ライオン):第2類医薬品
  • 効能・効果:吹き出物、ニキビ
  • 有効成分:イブプロフェンピコノール(炎症を鎮める)イソプロピルメチルフェノール(アクネ菌を殺菌)
  • 使用方法:1日数回、石鹸洗顔後、ニキビの部分に塗布。
メンソレータム アクネス25 メディカルクリーム(ロート製薬):第2類医薬品
  • 効能・効果:ニキビ、吹き出物
  • 有効成分:イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール
  • 使用方法:1日数回、石鹸洗顔後、ニキビの部分に塗布。

思春期ニキビ

クレアラシルニキビ治療薬クリーム(レキットベンキーザー・ジャパン):第2類医薬品
  • 効能・効果…ニキビ
  • 成分…サルファ、レゾルジン
    サルファは「硫黄」…角質の軟化作用、皮脂の吸収作用、殺菌作用のある成分。
  • レゾルジン…アクネ菌の殺菌作用、角質の軟化作用と除去作用のある成分で、毛穴を綺麗に掃除する役目があります。
  • 使用方法:1日数回、洗顔後、ニキビの部分に塗布。
ビフナイトn ニキビ治療薬(小林製薬)第3類医薬品
  • 効能・効果…ニキビ
  • 成分…硫黄、グリチルリチン酸、イソプロピルメチルフェノール
  • グリチルリチン酸…抗炎症作用、アクネ菌の殺菌作用
  • 使用方法:1日数回、洗顔後、ニキビの部分に塗布。

ニキビ全般

効能効果に、『ニキビ』が標記されていないけれど、大人ニキビにも思春期ニキビにも効くと言われているのが、『テラ・コートリル軟膏a』です。

テラ・コートリル軟膏aは、抗生物質の「オキシテトラサイクリン塩酸塩」とステロイド剤の「ヒドロコルチゾン」を配合した化膿性のある皮膚疾患治療薬です。

市販薬の中では、唯一、抗生物質とステロイド剤が配合された外用薬になります。抗生物質の殺菌作用とステロイド剤の抗炎症作用で、ニキビを改善します。

しかし、テラ・コートリル軟膏aは、広範囲の赤ニキビには使用できません。また、抗生物質が配合されていますので、長期間使用すると耐性菌ができるので使用する際には注意が必要です。

テラ・コートリル軟膏a(ジョンソン・エンド・ジョンソン):指定第2類医薬品

  • 効能・効果…化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、汗疹、かぶれ、しもやけ、虫さされ、蕁麻疹、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

 

  • 配合成分…ヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)、オキシテトラサイクリン塩酸塩(抗生物質)

 

  • 使用方法:1日1~数回、適量を患部に塗布。又はガーゼなどに塗布して貼付する。

まとめ

「ニキビに効く市販の飲み薬や塗り薬についての詳細」をお伝えしましたがいかがでしたか。

ニキビに効く市販の飲み薬や塗り薬には、たくさんの種類があり、配合されている成分にも違いがあります。

間違った薬をニキビに使用することによって、ニキビが悪化することもあります。市販の薬を選ぶ時には、自己判断せずに必ず薬剤師に説明を受けた上で飲み薬や塗り薬を購入しましょう。

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